tonocchoのメモ

軽い気持ちで

英語ができるかの判断は試験のスコアではなく、CEFRとの対比で

よく英語の話題でTOEIC900点が!とかなると、あまりわかってない感じの人が、「じゃぁ、英語ペラペラでしょ?すごいねー!」っときて、困ることがよくあります。自分の場合、話せます、とは言いますが、ペラペラです、とは滅多に言いません。

 

TOEIC900点ならネイティブとも渡り合える!

 

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と考える前に、一度立ち止まり、「そのスコアは本当に自分が期待する英語力なのか」を確認しましょう。

 

そう、CEFRで。

 

恐らく今時の英語の試験は大抵CEFRというスコアがあると思います。で、このスコアは各種様々な英語の試験の得点から「この人の英語は全体としてどうか」という指標になっています。

 

最高はC2で、最低はA1だったかしら。

 

「て事は、CEFRでC2相当のスコアとってたら英語ペラペラなんでしょ!?」と考えるならあなたの脳みそは一歩も動いていません。

 

まず、CEFRでの各スコアがどう解釈されるかは、NHKに情報がありました。

 

CEFRとは?|英語力測定テスト2016|NHK出版

 

まず、いかなるスコアであっても「英語がちっともダメです」とはなりません。ですが、最高のC2であろうとも「ネイティブと考えて問題ない」とも判定しません。

 

C2だったら、話せない人から見たらもうネイティブなのだけど、ネイティブがガチで本気出したら丸め込まれるレベルくらいかもしれません。例えば日本人がよくわかってない人に横文字並べ立ててる時とか、あとは、非常に伝統的かつ流麗な日本語でなんだかよくわかんない時とか。

 

なので、外国のインテリヤクザが来たらさすがにやばいかもしれませんね。まぁ、この場合は、英語がとかの前に「この人の言ってる事はよくわからないからサインするのやめましょう」と言えるコミュ力だと思いますけどね。

 

また、最高のC2まで判定可能な試験は、以下のページによると、CambridgeかIELTSのみです。

 

資格・検定試験CEFRとの対照表|資格・検定試験 関連情報[英語4技能試験情報サイト]

 

という事は、まず、同じ満点でも、それの意味するところが違う、という事、また、同じスコアでも、さらに細分化された分野の何が得点をもたらしており、何が得点を下げているのか、についてもきちんと確認する必要があります。

 

たとえば、C1を取っているけど、ライティングで下げてスピーキングで上げてる、というなら、その人はなにか書き物をさせるとトチる可能性があります。でも、会話させたらC2レベルかもしれません。

 

この時に、英語の文章が書ける人を探していたのであれば、少し残念です。少しというのは、C1が取れるのであれば、ライティングもまず間違いなく平均以上に行けるからです。

 

なので、英語が話せるかを見たいときは、以下のように見るといいのではと思います。

 

  • CEFRで全体的なレベルを確認する
  • 各分野のスコアから得手不得手を確認する
  • 試験をどう受けたか(何もせずそのまま受けたか、ある程度のトレーニングをしたか、スコアをあげる勉強をしたかなど)
  • 実際に英語を使う場面にいたか(英会話学校とは別に)いたとしたらどんなところか
  • などなど

 

試験のスコアには、スコアをあげる戦略というのが少なからず存在し、それにどう対応したかをどう評価するか。

 

まぁ、B1で精一杯な人がどう戦略立てたってC2にはなりませんけどね(毒)

 

というのは、自分にとってのスコアを取るための対策の意味は、「作戦が功を奏して本来取れないはずの分不相応なスコアを取った」ではなく、「本来とれるはずのスコアなのに試験の特性によって下げられていたという問題が解決した」と理解しているからです。

 

たとえば、CEFRでC1以上ならそのまま合格、そうでないなら、必要な分野のスコアを見て、どのくらいのレベルかで判断、などです。

 

で、最初にも言いましたが、決してネイティブと比べて遜色のない英語ではない、という事は常に考えましょう。

 

あと、日常的なシーンであれば、頼ればなんとかしてくれるなら話せるでいいと思います。